JAL | JAPAN AIRLINES新卒/既卒採用情報

GLOBAL

日本では経験できない
多様な価値観を実感できる機会を活かし、
世界で活躍するプロフェッショナルへ成長したい

LONDONUNITED KINGDOM

小林佳弘
Yoshihiro Kobayashi
欧州・中東地区支配人室総務部 兼 ロンドン支店総務セクション
2010年入社

拠点におけるミッションと業務内容について教えてください。

欧州・中東地区における販売・空港・貨物部門の採算向上と各欧州路線の利益計画達成を実現するために、ヒト・モノ・カネ・情報といった経営資源に関する戦略の策定、欧州地区内支店(ロンドン・パリ・フランクフルト・ヘルシンキ・モスクワ・マドリード)の組織運営サポートなど、多岐にわたる業務を行っています。
そのなかで私は、欧州地区における経理・資金管理の総括、経営資源に関する計画や戦略の取りまとめ、部門別採算制度の運用、JALフィロソフィ教育、および地区内支店の組織運営サポート全般を担当しています。また、欧州地区内支店の現場で起きている問題を整理し、欧州スタッフや本社と調整して問題解決につなげることも重要な役割の一つです。

地域におけるJALの位置づけについて教えてください。

欧州地区におけるJALの認知度は日本国内に比べると高くありません。定期便は地区全体で1日6便(ロンドンは2便、パリ・フランクフルト・ヘルシンキ・モスクワは1便)ですので、お客さまにアピールする機会も限られています。こうした状況においてもJALを選んでいただけるように、我々欧州地区の社員は、JALの認知度を上げるためのキャンペーンの実施、予約システムや空港サービスの改善、美味しい機内食の開発などに取り組んでいます。
JALが「日本の航空会社の一つ」ではなく、「日本を代表する、素晴らしいサービスを提供する航空会社」として幅広く認識されることを目指しています。

海外からJALを見たとき、あらためて感じた自社の強みや可能性、改善すべき課題など、日本にいたときでは気づかなかった点などがあれば教えてください。

日本では当たり前のように享受しているサービスの多くが、欧州では当たり前ではありません。例えば、欧州においてはサービスを提供する側と受ける側の立場は対等である、という考え方が一般的です。日本では当たり前のサービスも、欧州ではその多くが同様の内容で享受することはできません。こうした文化の違いは、JALと他国の航空会社との大きな差別化につなげるための糸口だと考えています。つまり、JALの強みである日本らしい素晴らしいサービスやお客さまへのおもてなしの心を、一人でも多くのお客さまに体験していただくのです。実際に、一度JALのサービスを体験し、そのままJALファンになっていただける現地のお客さまも増えています。このように、JALフィロソフィにもとづき、社員一人一人がお客さまのために自ら考え行動していくことが、JALの大きな強みになると考えています。

現在働いている部署や地域の環境について教えてください。

ロンドンには英国人のみならず、さまざまな国からやってきた人々が暮らしているという背景もあり、国籍や文化の違いを尊重し、多様な価値観が共存する環境であると感じています。だからこそ、日本のように相手に行間を読んで真意を汲み取ってもらうコミュニケーションは成立しにくく、特にビジネスの場においては、できる限り明確かつ具体的に物事を伝えることが大切です。
一方で、プライベートに目を向けると、家族との時間を大切にする社員が多く、私も彼らを見倣い家族と多くの時間を過ごしています。最近は子どもが産まれたこともあり、家事や子育てに奮闘中です。

今後の目標を教えてください。

今の職場に溶け込んでさまざまな問題解決に取り組み、「ここでずっと一緒に働いてほしい」と欧州スタッフに言ってもらえるような成果を残すこと、信頼関係を構築することが当面の目標です。
帰国後は、欧州地区の現場で感じた問題解決の糸口や新しいアイデアを提言し、改善・改革を自ら実行していきたいですね。そして、世界で活躍するプロフェッショナルへと成長し、JALが掲げる10年レンジのグランドデザイン「世界主要500都市へ乗り入れ」「国際線 海外販売額比率50%」の実現に貢献したいです。また、日本では経験できない多様な価値観・変化・課題に日々直面することが自身の成長につながっていると実感していますので、帰国した後も、またあらためて海外で働きたいと思っています。

培ってきた信頼をベースに、
アジア・オセアニアにおける
さらなる成長を目指す

BANGKOKTHAILAND

嶋田 徹也
Tetsuya Shimada
貨物路線部アジア・オセアニア室
2008年入社

拠点におけるミッションと業務内容について教えてください。

「貨物」「郵便」に関する付加価値商品やサービスを開発し、JALの成長戦略の検討や推進を行っていくこと、そして新たなビジネスの種を探し、具現化に向けた取り組みを企画・推進することが、貨物路線部のミッションです。そのなかでアジア・オセアニア室は、JALが就航する10カ国14拠点ならびに近隣の未就航拠点の管轄をしています。
私の主な担当業務は、貨物・郵便スペースの販売・マーケティング戦略の立案と実行に関わるサポートです。駐在拠点のタイ・バンコクから月に平均2、3回は管轄するアジア各国へ出張し、訪問した拠点での施策進捗状況確認や顧客訪問を通じて、当該拠点の課題解決や新たな施策実行に向けた諸調整を行っています。

地域におけるJALの位置づけについて教えてください。

JALは貨物便を運航していないため、市場への供給量は当然多くはありません。しかしながら、先輩社員が各国で積み上げてきてくれた歴史から「一流の航空会社」「JALに乗るなら安心」「高品質なサービス」というイメージは強く根付いていると感じます。

海外からJALを見たとき、あらためて感じた自社の強みや可能性、改善すべき課題など、日本にいたときでは気づかなかった点などがあれば教えてください。

どの国・拠点でも昔から築かれたお客さまや社会との良好な関係にもとづき、多くのお客さまにJALの高品質なサービスをご利用いただいています。一方で、世界的に航空需要がさらに高まる将来を見据えると、今以上に多くのお客さまにJALを知っていただく必要があります。そのためにも、一人でも多くの社員が海外に赴き、海外の方とコミュニケーションを図り、強固な関係性を築いていくことが求められると感じています。

現在働いている部署や地域の環境について教えてください。

現在の部署では、平日にアジア各国へ出張して回り、週末にタイ・バンコクへ戻ってくるビジネス&ライフスタイルを送っています。一口にアジアといっても気候や文化、ビジネス慣習がそれぞれ違うので、いつどこへ行っても何かしらの発見があり、非常に刺激的な駐在生活を経験できています。日本との違いという意味では、アジアの皆さんは考え方がとても柔軟です。「まずは試してみて修正を加えていく」といった感じで、意思決定のスピードが日本と大きく異なると感じています。

今後の目標を教えてください。

私は「海外とつながる国際的な仕事をしたい」と思いJALに入社しました。現在の業務を通じてアジアのさまざまな国や地域の方と交流することで、彼らの仕事に対する考え方やダイバーシティへの理解が深まったのではないかと感じています。この経験は、多くの取り組みに活かせると思っており、特に海外で働く社員がよりいきいきと働けるような人財育成・人員配置や制度設計に携わっていきたいと考えています。

最前線のマーケット動向から柔軟な働き方まで
米国だからこそ得られる経験を
自身のキャリアに活かしたい

LOS ANGELESUSA

生稲 麻衣子
Maiko Ikuina
海外地区販売部米州販売推進室
2007年入社

拠点におけるミッションと業務内容について教えてください。

海外地区販売部米州販売推進室では、中期経営計画に掲げられた「国際線旅客海外販売比率50%」、「異文化を理解し、多様化する世界で活躍するプロフェッショナル」を見据え、海外顧客の販売強化、タッチポイント(お客さまとの接点)における対応強化の実現をミッションとしています。具体的には米州地区コールセンターの応答率や対応品質の向上を実現し、日本を含めた世界中のお客さまの満足度向上に寄与することが求められています。
そのなかで私は、米州地区コールセンターの運用全般を担当しています。コールセンターの需要の想定や、それにもとづく人員最適化、採用活動、生産性向上施策の企画・遂行など、日々生じる問題において本社との調整業務を行っています。また、長期的な取り組みとして、より効率的な運営を可能とする組織や人員配置の見直し、新しいシステムや技術を導入するプロジェクトの準備も行っています。

地域におけるJALの位置づけについて教えてください。

JALは日本のお客さまはもちろん、初めてJALをご利用くださる現地のお客さま、東南アジアから乗り継ぎでいらっしゃるお客さまなど、米州地区だけでなく、世界中のお客さまにご利用いただいています。しかし、世界におけるJALの認知度はまだまだ低いと思っています。「世界のJALに変わる」ためには、さまざまなお客さまのご要望に対応できる力が必要とされますので、コールセンターも含めた一つ一つのサービスレベルを着実に向上させて、より多くのお客さまに選んでいただける航空会社を目指したいと考えています。

海外からJALを見たとき、あらためて感じた自社の強みや可能性、改善すべき課題など、日本にいたときでは気づかなかった点などがあれば教えてください。

快適なシートや工夫が凝らされた機内食、きめ細やかなサービスなどは、スタッフも自信を持ってお客さまにご案内できていると思います。一方で、タッチポイント全体を見渡すと、まだまだ改善できる点も多々あります。本社や関連部署と密な連携を取ることで、現地にいるからこそ感じられるマーケットの変化や、お客さまやスタッフからの声をタイムリーに反映させて、サービスの向上につなげたいと考えています。

現在働いている部署や地域の環境について教えてください。

現部署で多くの海外の方と接してきたなかで、ビジネススタイルは地域の特性というよりも、個人の仕事に対する考え方や向き合い方次第だという思いが強くなりました。ただ、プライベートと仕事の切り替えに関して目を向けると、まだまだ海外の方のほうが上手いなと感じることがあります。
地域環境に目を向けると、圧倒的に晴天の日が多く、人も明るく寛容だと感じることが多いです。こうした環境のなかで、休日には、サンタモニカまで自転車で走ったり、ロスならではのカフェに入ってみたりと、現地での生活を満喫しています。

今後の目標を教えてください。

どんなに非効率的であっても、それをこなすことに慣れてしまえば、現状維持のままオペレーションを行えるかもしれません。しかし、海外と関わりの多い業務を通して、小さなことでも常に創意工夫を繰り返していないと、新しい視点や価値観を取り入れる余地を失ってしまい、めまぐるしく変化していくマーケットに遅れを取ってしまう可能性があります。今後どのような業務に就いたとしても、物事の本質を見極め、どうしたら現状をより良くしていけるのかを考え、実行していきたいと思っています。

人事から広報まで、
多岐にわたる業務を通じて
中国におけるJALのプレゼンスを高める

TIANJIN(天津)China

並木 晴子
Haruko Namiki
中国総代表室天津支店総務セクション
2006年入社

拠点におけるミッションと業務内容について教えてください。

私の所属する天津支店総務セクションでは、支店運営の舵取りを役割とし、社内外の情報や会社の資産を経営に最大限に活かすことをミッションとしています。また社会貢献活動にも力を入れており、「JALブランド」を浸透させJALファンを拡大するための取り組みも大切にしています。
そのなかで私は、人事・労務、経理・財務、法務、広報など、支店運営に関わる幅広い業務を担っています。例えば、広報業務の一環として、地元の子どもたちに対し、JALを身近に感じてもらうための「空育®JALお仕事講座」や、「折り紙ヒコーキ協会」認定の指導員資格を取得した天津支店の中国人スタッフ主導のもと行われる「空育®JAL折り紙ヒコーキ教室」を開催しています。今後JALをご利用いただく可能性のある中国人のお客さまにとって、JALを少しでも身近な存在に感じていただけるようこれらの活動を積極的に進めています。このように仕事内容が多岐にわたるので、幅広い業務を遂行するゼネラリストとしての知識、支店を円滑に運営する能力、そして外部とのコミュニケーションスキルも重要であると考えています。

地域におけるJALの位置づけについて教えてください。

JALは天津においては天津-名古屋(中部)路線のみの運航となります。天津と名古屋を結ぶ数少ない航空会社の一つであることから、ビジネスを目的にご利用いただいているお客さまが数多くいらっしゃいます。また近年では、名古屋を起点として観光を楽しむ中国人の団体旅行のお客さまも増えてきています。今後は中国人のお客さまにも、飛行機に乗った瞬間から日本のおもてなしを感じていただけるようなサービスを提供することで、JALの知名度ならびに価値を高め、さらに多くの方にご搭乗いただきたいと考えております。

海外からJALを見たとき、あらためて感じた自社の強みや可能性、改善すべき課題など、日本にいたときでは気づかなかった点などがあれば教えてください。

2017年、天津に駐在する日本の方185名を対象にアンケートを実施した際、「プライベートで帰国するときに、どの航空会社を使うか」という問いに対して、多くの方に「JAL」とご回答いただきました。その理由として、ほぼすべての方が「サービスの良さ」と「安全性への信頼」をあげていらっしゃいました。これはJALフィロソフィの一つである「お客さま視点を貫く」という意識が社員一人一人に根づいているからこそ生まれた結果だと感じています。一方で、日系企業で働く中国の方からは「JALはどの路線を飛んでいるのか?」という質問をいただくことも多々あり、中国の方への知名度を上げていくことが今後重要であると感じています。

現在働いている部署や地域の環境について教えてください。

日本にいたときのライフスタイルと比べて大きく変化したのは、お財布を持たなくなったことです。携帯電話一つでランチも市場での野菜の支払いもできるほどに、キャッシュレス化が進んでいることには驚きました。またプライベートでは、日本にいたころからの趣味であるマラソンを地元の方と一緒に走ったり、私の故郷である北海道にゆかりのある人たちが集まる県人会に参加したりするなどして、日本にいたときには出会えなかった方々とお話しをする機会を得ています。そうした機会を通じて、刺激を受けることも多々あり、このようなつながりを通じてコラボ企画を実現させるなど、仕事にも良い影響があります。

今後の目標を教えてください。

中国には「まずやってみよう!」というチャレンジ精神や勢いが溢れており、非常に刺激を受けています。ここで得た経験や出会った皆さまとのご縁を大切に、日本と中国を結ぶ懸け橋となり、中国から日本に行くときには「JALで行こう!」と日本の方にも中国の方にも思っていただけるような活動ができればと考えています。

高品質なサービスやクオリティを
世界規模で浸透させ、
JALのさらなる成長に寄与したい

HONOLULUUSA

前田 清貴
Kiyotaka Maeda
ホノルル空港所
2013年入社

業務内容について教えてください。

私が所属するホノルル空港所では、ダニエル・K・イノウエ国際空港における日々のフライトをスムーズかつ安全に出発・到着させることを最優先のミッションとしています。加えて、お客さまにご満足いただけるサービスを提供できるよう、空港スタッフへの教育などヒューマンサービスをさらに向上させるための取り組みや、ラウンジの改修・新設、自動チェックイン機・セルフバゲージドロップ機導入の設備投資など本社と支店の架け橋となる役割も担っています。

地域におけるJALの位置づけについて教えてください。

ハワイは観光産業を主ななりわいとしている地域です。ハワイに訪れる観光客のうち、日本人の割合は圧倒的に高いため、日本人観光客のお客さまにとってJALは重要な移動手段として位置づけられていると感じます。また、現地で観光業を営んでいらっしゃる方々にも多くご利用いただいております。コナ空港所開設時も、地元の方々から「JALがコナ線を復活させるときをずっと待っていた。戻ってきてくれてありがとう」といった温かいお言葉を幾度となくいただきました。

海外からJALを見たとき、あらためて感じた自社の強みや可能性、改善すべき課題など、日本にいたときには気づかなかった点などがあれば教えてください。

JALはお客さまに寄り添った、高品質なサービスの提供を大切にしているとあらためて感じています。日々のお客さま応対はもちろんのこと、欠航、遅延などのイレギュラー発生時の対応についても、お客さまのニーズを探り出し、お客さまの心に寄り添ったサービスを実施しています。一方で、そのサービスクオリティが海外では十分に浸透しておらず、日本国内における認知度には程遠いため、今後はより幅広く、海外のお客さまにJALを知っていただく必要があると認識しています。

現在働いている部署や地域の環境について教えてください。

ビジネススタイルが非常に自由であると感じています。例えば、ハワイでは上司との距離が日本以上に近く、上司に対しても気軽に本音で語れる雰囲気があります。本音で語ることにより、最善策を打ち出すことが可能となり、会社としてより高みに立つことができると感じています。
プライベートでは、余暇にハイキングを楽しんだり、ビーチで過ごしたり、さらには仕事終わりに仲間とBBQなどを楽しむこともあります。

今後の目標を教えてください。

今後も世界を相手に挑戦していきたいと思っています。JALは日本国内においては、日本を代表する航空会社の一つという地位を確立していますが、世界というフィールドで見ると、さらなる成長の余地があると感じています。今後は、海外支店のサービス・設備向上や新規路線開設、ほかの航空会社との提携業務などにも携わり、世界を相手にJALの魅力を的確に打ち出し、さらなる発展につなげていきたいと考えています。

各国の航空関連企業と共に
新たな客室の開発に向き合う

SEATTLEUSA

村上 拓磨
Takuma Murakami
米州技術品質保証部 (※航空機部品メーカー出向中)
2006年入社

現在の業務内容について教えてください。

私は現在、航空機部品メーカーに出向しており、航空機の客室設計、法律要件への適合確認、客室改修に対する当局の承認取得に携わるグループに所属しています。
JALでは各国の航空関連企業と共に新たな客室空間の開発をしており、また、既にJAL便として運航している機体に対しては、事業計画に従い客室改修を行っています。現在所属するグループのミッションは、新しい客室仕様でのサービス展開を目的とした客室改修プロジェクトの進捗を管理し、また、技術的な問題への対処を現地でサポートすることで、必要な改修をスケジュール通りに完遂させることです。例えば、客室改修を行う際に使用する部品やシートについて、飛行中の安全性が確保されることを証明するためにさまざまなテストや分析を行います。それらの結果をまとめて当局の承認を得ることで客室改修を実施することが可能になり、安全で快適な航空機としてお客さまに提供できるのです。
そのなかで私は、客室改修において不可欠なテストや分析に関する業務をメインで担当しています。テストや分析に関する実施計画の当局への申請や進捗確認、そして実施結果の集約など、一連の業務を担っています。

地域におけるJALの位置づけについて教えてください。

シアトルのエバレット地区は航空関連企業が多い地域です。その地域において、JALは日本の主要航空会社として認識されています。2019年3月からは日本発シアトル行きの直行便が就航するため、現在所属する会社から少し離れた街中においても「もうすぐ直行便が始まるらしいね」と声をかけてもらうこともありました。世界各国からさまざまな航空機が飛んでくるシアトルにおいて、JALが認識してもらえていることをうれしく思っています。

海外からJALを見たとき、あらためて感じた自社の強みや可能性、見習うべき文化など日本にいたときには気づかなかった点などがあれば教えてください。

客室改修の内容について、JALから航空機部品メーカーに対し、シート部品の図面や機能についてアドバイスをすることがあります。その際、JALは設計を行うメーカーと同等、あるいはそれ以上の技術的な知見があると感じる場面が多くあります。これは、JALが日々の運航において、安全性の確保や品質向上のために航空機について深く学ぶことで培われた「技術力」があるからこそ、活かすことができる強みだと感じています。
一方、シアトルに来て驚いたのは、ハロウィンやクリスマスなどの時期に会社内で仮装大会を行うなど、社員のリフレッシュにつながるイベントが多いことです。社員同士のコミュニケーションを充実させることで結果的に業務の効率があがるという考え方を多くの海外の企業が持っており、これは見習うべき文化だと感じました。

現在働いている部署や地域の環境について教えてください。

シアトルは、航空関連企業のほかにIT関連企業が集う地域でもあり、世界各国から人が集まってくるため、英語を母国語としない人たちに対して寛容であるように感じます。現在出向している会社においても、こちらが理解しやすいように丁寧に説明してくれることに加え、休憩時間においても活発なコミュニケーションが行われているため、仲間と共に円滑に仕事を進めることができています。
一方、プライベートに関しては、家族でアメリカに引越しをしてきたため、子どもたちの生活も大きく変わりました。親としては、慣れない現地の学校に通う子どもたちを心配する気持ちもありますが、海外で共に生活することを選択してくれた家族に対し感謝の気持ちを持ちつつ、週末は子どもとたくさん遊ぶなど家族と充実した時間を過ごすようにしています。

今後の目標を教えてください。

航空機の安全を確保し品質を向上させるためには、JALの社員一人一人がプロフェッショナルである必要があると考えています。今回の海外駐在で、客室改修における当局の承認取得に関する仕事に携わるという特別な機会を得たため、将来的には、この経験をJALに還元することで、さらなる客室の品質向上に貢献したいと考えています。「客室に関することは村上に聞けば大丈夫!」と言われるようなエキスパートになることを目指しつつ、会社全体への影響を見通せるよう視野を広げたいと思っています。