視点が変わり
再認識する自社の業務の
重要性と責務。

INTERVIEW #8

甲斐 和幸

2007年入社
日本航空株式会社
受託戦略部 企画グループ

JALグランドサービスから日本航空に出向。海外の航空会社が日本に航路を開設する際、各空港で行う地上支援業務の受託を推進する部署で仕事をしています。

お仕事の様子

JALグランドサービスから
日本航空本社へ出向

JALグランドサービスに入社して、航空機へ手荷物や貨物を搭載する部署でキャリアがスタートしました。現場での業務に6年ほど従事した後、現場のサポート業務を行う間接部門に異動し、2018年から日本航空に出向しています。
インバウンド需要の回復およびさらなる成長に向け、日本国内にある各地の空港との航路開設を模索している海外の航空会社は少なくありません。それら海外航空会社の航空機が搭載してきた手荷物・貨物は、国内のグランドハンドリング会社が受託して搭降載業務を行うことになります。
現在私が所属しているのは、その仲介や受託業務内容の検討など行う部署です。具体的な仕事内容としては、担当している2つの空港において、運営体制や収支などの管理・把握に加え、海外航空会社便の空港支援業務の受委託契約締結業務などを行っています。

人々の想いを運ぶ空港で、
航空機の運航を支える仕事に興味

私は小学生の頃、夏休みになると飛行機に乗って祖父母が住む九州へ帰省していました。夏休みの期間中はずっと祖父母の家で過ごすのです。毎年空港に行くたびに、特別感や飛行機への憧れを感じていました。
就職活動時期を迎えていろいろな業界を考えましたが、業界分析を行う中で、子どもの頃の思い出が浮かび、あの当時抱いた想いを仕事に結び付けたいと考えるようになりました。そして、空港を訪れる人たちがそれぞれ持っているいろいろな想いを運ぶ、人に夢を与えられる仕事ができる航空業界に進むことを決意。その中でも、航空機の運航を支える現場、特に日本を代表する空港で航空機の周辺で働くグランドハンドリング業務に魅力を感じて、JALグランドサービスを選びました。
初めて仕事に就き、目の前で航空機を見上げた時には、素直に「飛行機って大きいな」と思いました(笑)。

客観的に自社を見て、
重要な業務を担っていることを再認識

数年前から日本航空に出向し、客観的にJALグランドサービスという会社を見ることができ、グランドハンドリング業務の重要性を再認識しています。
航空機がフライトするためには、空港で仕事をする部門の前に営業・予約・販売・運航計画などの部門の仕事があります。そしてフライト当日、搭乗されるお客さまのご案内、貨物や手荷物のお預かりを経て、出発前の最後のバトンを受け取るグランドハンドリング業務は、安全運航を支える重要な責務を背負っていることがよくわかります。
また、JALグループ便のみならず、基幹空港における海外航空会社便の グランドハンドリング業務も、JALグランドサービスが担っています。海外航空会社の運航支援、さらには国が推進するインバウンド事業の推進にあたっても、国内空港のグランドハンドリング業務体制がその可否の一部に関わっており、欠くことのできない存在であると改めて理解できました。

相手のことを考えた丁寧さを意識し、
信頼を獲得

現在担当している仕事では、社外の取引先との調整業務がその大半を占めています。そのため、日本航空として、一個人として、相手から信頼される人格であるよう、何事も相手のことを気遣って丁寧に対応することを心がけるようにしています。
業務上の連絡はほとんどメールで行いますが、相手に何か依頼をする場合には、事前に電話をかけてひと言添えてお願いをするようにしています。些細なことですが、感謝を言葉にして伝えたり、丁寧な行動は、相手に信頼していただくと同時に物事をよりスムーズに進めることにつながります。
そうしたさまざまな調整をいくつも経て、業務を受託した海外の航空会社が新たに日本の空港で就航を開始し、無事に初便のハンドリング業務を終えた時には、安堵感と達成感があり、やりがいを感じられます。

グランドハンドリングの受託業務で、
日本経済の活性化に貢献

航空業界は公共交通機関でもあり、島国である日本においては海外とつながるための手段のひとつです。インバウンドの再興や地方の活性化が見通せる中で、グランドハンドリング業務の受託事業は、日本の経済活性化にも大きく貢献し得ると考えています。
私自身、今まで経験してきたことや知識、人脈などを活かしつつ、今後のジョブローテーションの中で未経験の業務にもチャレンジしていきたいですね。幅広い知見を養い、JALグランドサービスが会社としてさらに発展できるよう貢献することを目標にしています。

MESSAGE

航空業界といっても、その先にはさまざまな業種が存在します。中でもグランドハンドリング業務は、航空機の安全運航・高品質なサービスの提供に欠かせない業種です。世界を股にかけ、物流・人流を生み出すJALの翼を支えるメンバーとしてさらなる高みを目指し、共にグランドハンドリング業界を盛り上げましょう。

7:00
起床
家事などを行う
8:00
通勤
週2~3回を目安に出社
10:00
業務開始
部内ミーティング。週末の出来事、週間予定、タスクなどを共有
11:00
メールチェック
メール確認、応対
13:00
打ち合わせ
担当空港や取引先との打ち合わせ、問い合わせ対応など
18:00
資料作成
翌日以降の打ち合わせ資料などを作成
19:00
退社
帰宅後は家事、子供の宿題を見る、ランニングなど

空港ハンドリングで
東京五輪に携わる
貴重な体験。

#1

佐々木 萌香

2015年入社

日本航空株式会社
カスタマー・エクスペリエンス本部

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公募制度で海外赴任。
仲間の大切さを実感。

#2

大原 理恵

2005年入社

株式会社JALスカイ
羽田事業所 総務部

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集中力を高めて
瞬時に正しく判断し、
運航の安全を守る。

#3

掛川 晃平

2019年入社

株式会社JALスカイ
羽田事業所 空港オペレーション 第2部

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自分に合った
働き方ができ、
仕事と育児を両立。

#4

扇浦 知子

2018年入社

株式会社JALスカイ
羽田事業所 空港オペレーション国際部

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海外の空港に高品質な
グランドハンドリングを
広めたい。

#5

神谷 智史

2009年入社

株式会社JALグランドサービス
成田支店 総務部 業務グループ

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現場一筋。
グランドハンドリングの
プロフェッショナル。

#6

中島 隆広

2003年入社

株式会社JALグランドサービス 東京支店
ランプサービス2部 ランプサービス2課

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会社説明会で
グランドハンドリングに
興味を持ち、志望を変更。

#7

石渡 沙也香

2020年入社

株式会社JALグランドサービス 東京支店
貨物郵便サービス1部 貨物サービス1課

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視点が変わり
再認識する自社の業務の
重要性と責務。

#8

甲斐 和幸

2007年入社

日本航空株式会社
受託戦略部 企画グループ

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