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Crosstalk

年次に関係なく意見やアイデアを発信。
そこには若手から成長できる環境がある。

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年次に関係なく意見やアイデアを発信。
そこには若手から成長できる環境がある。

Profile

737運航乗員部
2018年入社

第3客室乗員部
2020年入社

レベニューマネジメント推進部
運賃グループ
2019年入社

空港本部空港企画部
企画グループ
2019年入社

羽田空港機整備センター
品質管理室 業務グループ
2019年入社

Chapter 1

入社理由と入社して感じたことを教えてください。

亀井就職活動時は業種を絞らずいろいろな会社を見ていました。その中で自分は何がしたいのかと考えた時、多くの人と連携しながら何か変化を生み出す仕事がしたいなと思うようになり、それが実現できる会社の一つとしてJALを志望しました。最終的にJALに決めたのは、選考を通して出会った先輩方の人柄の良さや面倒見の良さに魅力を感じたからです。

私は、大学院で空港を発着する航空機のデータ分析・解析を学んでいたことから、そこで培った思考プロセスや知識が生かせる職場として、JALを選びました。また、面接で一番熱意を持って接してくれたのがJALだったことも大きかったですね。

橋向大学進学で上京し、出身地である石川県の良さに改めて気がついたことから、地域活性化に携わる仕事がしたいと思うようになりました。石川県に就航しているJALならそれができると思ったことが入社理由の一つです。加えて、毎日が違うワクワクするような仕事がしたいと思い、客室乗務職を選びました。

福島大学院で専攻していたロボット工学系の会社を中心に就職活動をしていたのですが、ある時、JALのWebサイトで自社養成パイロットの採用があることを発見しました。そこで小さい頃から飛行機が好きで憧れていた気持ちが再燃し、選考を受けることにしました。その後、選考過程で出会った社員の方々が非常に優しく温かみがあったことから入社を決めました。

芝本大学で人間工学を専攻し、その中で航空系の安全に関する研究に取り組んでいました。そのため航空業界における安全運航を堅持する役割を担う一員になりたいと思い、JALを志望しました。入社前は「お堅い」イメージを抱いていましたが、実際には安全に航空機を運航するという共通の目標に向かって社員みんなが自由闊達にさまざまな意見を交換し、より業務を改善していこうという風土がありますね。

長い歴史のある航空会社なので、堅い会社なのではという印象を持たれることもありますが、フレックスタイムやテレワーク、ワーケーション(ワークとバケーションを組み合わせた造語で、旅行や帰省時の休暇の取得期間を長くするために、一部の業務を旅先でも認める制度)など、それぞれの都合で働ける環境があったりと、時代の変化に対応する柔軟性も持ち合わせていることを入社後に感じました。

亀井私が入社後、驚いたのは、想像以上にいろいろな部署があって、すべての人がさまざまな調整を行った結果、無事に航空機が飛んでいるのだということです。安全運航のためにこんなにも時間をかけていろいろな部署が検討していて、本当に意識が高いんだなと感じました。

Chapter 2

現在担当している仕事について教えてください

芝本航空局の監査対応、羽田管理機材の機材品質を担当しています。監査対応は、JALとして安全で高品質な機材を提供していることを航空局の方に説明する仕事。一方の機材品質は、定時出発率の観点から整備事由による遅延を削減すべく、関連部署と連携し日々施策を考える仕事です。その中でやりがいを感じるのは数字として結果が出たときや、自分が立案した施策に関して、現場の整備士の方に喜んでいただいたときです。

福島副操縦士として国内線、国際線の乗務を担当しています。そのミッションは、フライトの責任者である機長の補佐として二人三脚で航空機を操縦し、お客さまを安全かつ快適に目的地までお連れすることです。経験豊富な機長に対してしっかり自分の意見を伝え、客室乗務員含めチームで運航した結果が、お客さまの満足度向上につながっていくことに喜びを感じています。

橋向客室乗務員として国内線、国際線乗務を担当しています。 また、2022年に自ら手を挙げてJALふるさと応援隊*に応募し、フライトをしながら応援隊としての業務も担っています。今年度の具体的な活動は、地元石川県の高校で客室乗務員の仕事を紹介し航空業界を身近に感じていただいたり、石川県の特産品を使って開発された商品の販売のお手伝いをしました。 活動を通じて地域の方々の声を直接伺うことで、ふるさとの良さを再発見するとともに、「地域活性化に貢献する」という入社前に抱いた目標を実現でき、やりがいを感じています。 *JALふるさと応援隊 :自身の故郷やゆかりのある地域のために貢献をしたいという熱い思いを持った客室乗務員が、地域イベントへの参加や地域産品の企画・PRなど、地域の魅力を発掘し、地域の皆さまとの絆づくりや活性化活動に継続的に取り組んでいます。

国内運賃刷新プロジェクトの一員として、大きく変わる業務フローの整備を行いながら、社内のみならず海外の会社や航空局と連携してさまざまなプロモーションを運賃という形でお客さまに提供する仕事を担当しています。運賃グループの自分たちがその内容をしっかり把握していないと回らない業務なので、責任は重いですが、そこに大きなやりがいもあります。

亀井国内空港の運用・制度を担当し、日常のハンドリングで発生する課題と長期的なプロジェクトについての業務に取り組んでいます。空港で起こってしまった不安全事象や、空港からの質問、団体ハンドリング、手荷物輸送、規制の作成・更新……、本当に小さいことから大きいことまで数多くの課題について、空港や関連部署と日々連絡を取り合って調整しています。また、長期的なプロジェクトについては、JALの空港の将来像に向けての要件整理から、サービスインまで複数のプロジェクトに参画しています。

福島パイロットは、一つのフライトごとに、客室乗務員、整備士、空港や地上スタッフ、ディスパッチャー、管制官……など多くの方々と連携しています。そうしてさまざまな職種の方々が全力で仕事をした上でようやく安全性と定時性が守れるため、連携の大切さをいつもひしひしと感じています。

Chapter 3

若手社員にとってのJALの環境について教えてください

良い意味で若手としてあまり見られないです(笑)。現在担当している国内運賃刷新プロジェクトでは、私よりはるかにキャリアの長い社員の方々がいる中で、所属する運賃グループの代表としての意見を求められます。と言いますか、そこで自分が発言しなかったことにより、プロジェクトに支障が出る場合もあります。そんな鍛えられる環境の中で、必然的に成長していける環境があると思います。

亀井「若手だから……」「年次が低いから……」などと言われることはないですね。その一方で、どこの部署にもそれぞれに特化したプロフェッショナルな先輩がいて、その方々とコミュニケーションを重ねる中でいろいろな知識を吸収できます。先輩方もサポートしてくれますし、自分から先輩方にわからないことを聞きに行きやすい環境なので、そこで学んだことを生かして自分なりのアウトプットもできるのだと思います。

橋向入社年次や職位にかかわらず提言できる環境があります。乗務では一人一人が安全のプロ、サービスのプロでならなければなりません。だからこそ、若手である私も自信を持って提言することができます。また、乗務をする中で、自分自身の成長を見守り、背中を押してくれる先輩が多くいることもJALの特徴だと思います。

福島パイロットも同じで、年次は関係ありません。日々の運航において、燃料を節約する運航方法や定時性の確保、快適性向上についてのアイデアなど、自分の考えを多く実践させてもらえる環境があります。また、グループミーティングでも若手が発言できる機会があり、機長だけでなく、他職種の方々と立場を超えて議論できます。

芝本一つの目標に向けて社員一丸となることのできる環境です。そこでは年次はもちろん、職種や職場が全く違っても、それぞれの場所で安全運航の維持に向けて業務を行っています。その輪の一員として若手も入っているという感じですよね。

Chapter 4

今の自分に足りないこと、身につけたいと思っていることは?

橋向お客さまに一歩踏み込んでお話をする勇気がまだまだ足りないと感じています。お話をする際、もう少し踏み込むことでお客さまにもっと楽しんでいただけたり、お客さまのご要望を引き出すことができたのかもしれないと感じることがあるからです。だからこそ、先輩にお客さまへの声がけのヒントを伺い、自分の中の言葉のバリエーションや知識の引き出しを増やす努力をしています。

福島私もグループミーティングなどにおいてまだまだ疑問や提案を投げきれておらず、さらに知識と経験を積んでいきたいと考えています。そのため、フライトではそのチャンスを逃さないようにし、また、他職種の方と積極的に会話することで新たな知識や経験を補うことを意識しています。

芝本課題としている部分は、業務の中で安全に関わる判断を行う際、まず上司の意見を求めてしまっていることです。知識、経験を積みながら、自分の中で判断とその裏付けを持ち、「私はこう思う」という意見を一つ添えた上で判断を仰ぐことができるようになりたいと思っています。

最近、業務で自分に足りていないと痛感するのは英語です。運賃登録を委託する海外の会社と週2~3回ほど英語で会議を行うのですがまだ言葉の壁を感じます。そこで今、オンライン英会話で勉強中です。

亀井私は、空港の旅客ハンドリングの経験が少ない中、圧倒的に専門知識が足りないと感じています。そのため、わからないことについては周りの経験者に相談しアドバイスをいただいたり、また、受け身だと何も進まないため部内外問わず、積極的に連携をとるようにしています。

Chapter 5

今後の目標は?

芝本安全に関わる判断を行う際、自信を持って発言できるようになりたいです。また、数年後には航空機の品質管理について後輩に教えることができるようになるまで極めていたいですね。

福島副操縦士として国内、国際線のフライトに日々従事しながらも、大学時代に培ったロボット工学の経験や知識を活用し、パイロットの枠組みを超えたJALの新しいサービスにつながるチャレンジもしたいと考えています。

橋向今は国内線と国際線のエコノミークラスの乗務ですが、今後は国際線のビジネスクラス、エコノミークラスのインチャージ(リーダー)など、担当できる業務が増えるため、より広い視野を持って乗務できるようになりたいです。

今は国内運賃の施策すべてに広く携わっていて、広い視野で全体最適を実現する上での調整能力が養われていると思っています。その経験も生かしつつ、数年後は、大学院で学んだデータ分析・解析などの分野を深掘りして取り組む思考力を身につけ、新たな価値の提供につなげたいと考えています。

亀井空港業務しか経験したことがないため、異なる部署で新たな視点からJALの成長に携わる仕事がしたいと思っています。複数の部署の業務を知ることで全体最適の考え方を習得することができ、その結果、自分の業務の中で、JALグループの成長の観点を持って、より良い選択を行うことができるようになると期待しています。

コロナ禍を経て、いろいろな新しい取り組みにチャレンジしているJALで、自分ができることも見つけたいですね。コロナ以前より一層ビジネスモデルが変化していく中では、今まで以上に一人一人の社員が会社の財務戦略や今後の事業戦略を自分ごととしてとらえる必要があります。それらを理解して初めて、会社の挑戦に自分がどのように携わりたいかが見えてくると思います。

亀井コロナ禍は航空業界に大きな影響を与えましたね。これまでは対面での接客が当たり前でしたが、今では非接触で空港に来なくてもさまざまな手続きができるようになりつつあります。今後、最新技術とJALならではの高品質なサービスを融合し、お客さまはもちろん、JALに関わるすべての人がストレスフリーで働ける環境づくりができたらいいですね。

橋向JALふるさと応援隊だけではなく、客室乗務員の活躍の場は機内にとどまらず、さまざまな領域に広がっています。だからこそ、幅広い興味を持ち、挑戦したいという気持ちを大切に、自分の可能性も広げていきたいです。

福島連日多くのお客さまにご搭乗いただいており、お客さまが飛行機に乗る喜びを再認識してくださっている様子をコックピットから感じています。これまで以上に、JALは日本の航空産業をリードする会社になっていかなければならないですし、それに向けてJALのパイロットとして貢献していきたいです。