松本 智里|社員インタビュー|仕事・人|新卒キャリア採用サイト|JAL

INTERVIEW

エンジン整備を追求し、
JALの運航品質を引き上げる。

業務企画職(エアラインエンジニアコース)
MATSUMOTO Chisato
エンジン整備センター 整備技術グループ
2019年入社
理工学研究科卒

CAREER STEP

  • 2019年:入社。半年の整備訓練を経てエンジン整備センター 第2エンジン課
  • 2023年:航空工場整備士(タービン発動機関係)取得
  • 2023年:エンジン整備センター 整備技術グループ

REASON

高校時代の工場見学をきっかけに、ガスタービンエンジンに興味を持つ。航空業界を志望した理由もガスタービンエンジン。「軽く」、それでいて「耐久性は高く」という、背反の両立を追求する航空機のガスタービンエンジンに面白さを感じた。その中でもJALを選んだのは、就活で出会った社員の人柄が決め手。就活生も含めて「すべての方々がお客さま」という姿勢に感動した。

PHILOSOPHY

「感謝の気持ちを持つ」
入社以来、変わることなく大切にしているJALフィロソフィ。航空機という、極めて責任の大きな整備に関わる以上、一人でできる仕事は限りなく少ない。社内外を問わず多くの人に支えられる中、日を追うごとにその思いを強くしている。

高品質なエンジン提供のために、
予測整備の確立を急ぐ

現在の仕事内容を教えてください。

航空機の推進を担う、極めて重要な装備品であるエンジン。その整備を確実に遂行するために、現業部門の技術的なサポートを行っています。定期的な整備計画の立案。不具合が発生した際の原因探求と処置の指示。さらに、不具合を未然に防ぐための「予測整備」。こうした取り組みを通じて、お客さまの旅を支える高品質なエンジンを航空機に提供するよう努めています。

「予測整備」とは、どんな取り組みですか。

データを活用して不具合の予兆をつかみ、故障の発生時期を予測して、事前に適切な整備処置を実施する整備です。過去に不具合があったエンジンは、その前後のパラメータにどんな変化があったのか。その原因は何だったのか。JALに蓄積された膨大なデータを分析することで、傾向と対策を見出すのです。じつはエンジンという分野において、予測整備はまだまだ発展途上。だからこそ、確立できればこれまでにない価値の源泉となるはず。そこに大きな意義と可能性を感じながら、全力で取り組んでいるところです。

運航を止めずに、エンジン部品をなおす。
海外メーカーとのタフな交渉

印象深いエピソードを教えてください。

今の部署に配属されて、半年足らずで起きた出来事です。あるエンジン部品に、処置を要する不具合が2件、続けて起きてしまいました。幸いにもメーカー側が原因を突き止め、恒久対策が可能になったのですが、大変だったのはむしろそのあと。「そのための修理はメーカー傘下の工場だけで行う」。そうメーカーから告げられたのです。工場は海外にあります。該当する部品は数十機の航空機に搭載されており、そのすべてを取り卸して海外に送ってしまったら、運航に支障が出ることは確実でした。

その状況をどう打開したのですか。

JALの整備工場で修理できれば、問題は解決します。そこで、メーカーに対して必要な技術情報の開示を要請。同時に、JALの修理能力に基づいたプランシートを作成し、承認を求めました。本来はその承認にもかなり時間がかかるのですが、交渉を重ねて劇的に短縮。結果として、予定よりも早く恒久対策を完了することができたのです。それを可能にしたのは、当然ですが私一人の力ではありません。この案件のために、本当にたくさんの部署と人の協力を仰ぎました。「一人でできる仕事はない」——JALのインターンシップで言われた言葉です。その重みを実感し、人と関わり合うことの大切さを思い知った出来事でした。

エンジンのリアルを知り尽くす力で、
プレッシャーを超えていく

仕事のうえで、心がけていることを教えてください。

しつこいくらい確認することです。この仕事は、常にプレッシャーと隣り合わせ。もしもエンジンに大きな不具合が起きたら、お客さまにどれほどの影響を与えてしまうのか。そう考えると「いっそ、すべてのエンジンを新品にできたらいいのに」と思う時もあります(笑)。もちろん、そんなことをすればコストは跳ね上がり、結局はお客さまの負担につながってしまう。バランスを取りながら、それでも絶対的な安全を目指し続ける難しさ。そこに近道はなく、やはり徹底的に確認を繰り返して、不安をつぶし込んでいくことが重要だと感じています。

そのプレッシャーと向き合ううえで、JALの強みとは?

JALはエンジンの自社整備を行っています。そして、メーカーではなく、エンジンのユーザーという立場です。つまり、過酷な環境下で使用されるエンジンにライブで触れ、そのリアルを熟知している。不具合の起きる可能性や時期についても、経験から読み取ることができるのです。その知見を継承したエキスパートたちが、最高のエンジンを提供する場所——それこそがJALだと思いますし、その一員であることを嬉しく思っています。

CHALLENGE

繰り返しになりますが、エンジンは非常に重要な装備品です。その品質を最高レベルで維持するために、やはり予測整備の確立を急ぎたいと考えています。じつは、エンジンのデータはメーカーにも常に共有されており、何らかの異常があればJALに通知されるようになっています。それをJAL側でも行えるようにすれば、お客さまに対してより大きな責任を果たせるようになる。私が提供したい究極の価値は「壊れないエンジン」です。

1 Day Schedule

  • 8:30 出社
  • 9:45 朝礼
  • 10:00 現業・現業サポート各署からの問い合わせ対応
  • 10:30 チームミーティング
  • 11:00 ドキュメント評価
  • 12:00 昼食
  • 13:00 現場巡回
  • 14:00 メーカーと定例ミーティング
  • 15:00 作業指示書作成
  • 17:30 退社