
INTERVIEW
ベストな航空輸送プランで、
日本の優れた製品を、
世界各地に届ける。
2024年入社
法学部 法律学科卒
ベストな航空輸送プランで、
日本の優れた製品を、
世界各地に届ける。
コロナ禍での留学を通じて、国籍や人種など関係なく人と人がつながるパワーを実感。また、JALの飛行機で台湾にワクチンを運ぶというニュースを見て、世界で助け合う尊さにも感銘を受ける。これらの経験からグローバルで働くことを軸に就職活動を行い、その中でも、日本の幸せを世界に広げたいという思いでJALへの入社を決めた。
「一人ひとりがJAL」
JALの販売サービスは、空港のスタッフから輸送をハンドリングしている方、パイロットまで、誰一人としてかけても成り立ちません。実際、JALグループの全員が最高のバトンタッチをしていますし、私自身もその一人として、自らを律して行動したいと思っています。
さまざまな業種のお客様から貨物をお預かりしているフォワーダー5社を担当し、フォワーダーと向き合う中、国際線貨物の販売・マーケティング戦略を担っています。具体的には、フォワーダーからの見積依頼に対し、レート(運賃)を交渉、スペース確認、輸送スケジュールのご案内、イレギュラーの際には現地の空港と連絡を取るなどしています。また、新規案件の依頼の際には、契約まで結びつけられるよう、フォワーダーと長期的に連携をし、どう競合との差別化を図るか、どのようにお客さまにアプローチしていくべきか等、お互いに知恵を出し合って協業することもあります。
難しさの一つは、毎日の路線状況や世界の物流状況によって日々レートが変わる中で、その時々で最適なレートを提示していくことです。例えばある国の港でストライキが起こったため、海上輸送が不可能となり、航空輸送しか手段がない。そうした時はいち早く情報を入手し、JALの国際線貨物の希少価値を訴求し、レートへ反映させていきます。また、他社エアラインの国際線貨物の状況も常にウォッチし予想しています。何らかのイレギュラーによって他社エアラインが航空輸送を実行できなくなった際、JALが代わって請け負えるよう、常に準備をしておく必要があるからです。海上輸送、また航空輸送でも多くの他社エアラインがある中で、日々刻々と変化する世界の状況にアンテナを立て、かつ、JALの収益を確保するために、いかにレート交渉するか。その裁量を任されていることに醍醐味を感じています。
現在、生鮮食品を扱うお客様の貨物の輸送を担っていることは、入社時から自分が最もやりたかった“日本の良さを世界に広める”という目的とも重なっていて、とてもやりがいを感じています。それに加えて、日本のマグロやウニ、野菜を、東南アジアやカナダ、アメリカに運んだ際、フォワーダーを通じて、「お客さまがすごく喜んでいたよ。さすがですね」と言われたときは、JAL全体を評価していただけたと思い感激しました。例えばウニなどは少し斜めになっただけで見栄えが悪くなり、商品価値が下がります、そんな中、JALの空港で働いているスタッフたちが荷物を丁寧に取り扱ってくれたからこそ、高評価をいただけたわけです。私たちが販売する国際線貨物は、空港のスタッフから航空機を運航するパイロットまで、いろんな方々の努力があって初めて目的地に到着します。販売はその一過程であり、その後、ゴールまでしっかりバトンタッチされているなと実感するたびに、JALの高品質サービスに誇りを感じています。
今まさに新規案件取り組みの一環として、フォワーダーと荷主のアパレル会社とJALの3者で打ち合わせを継続していることです。その中で私が提案した輸送プランに興味を持っていただき、現在はトライアルの最中。自身として初めて取り組んだ案件で段階的に進めていくことで、新規案件獲得までの道筋が見えてきたため、今、大きな手応えを感じています。
貨物郵便本部は、それぞれがミッションを持ちながら、協力し合って、「常に安全運航の堅持」と一致団結していて、とても温かい雰囲気で、大きな家族みたいだと感じています。その中で新入社員をしっかり育てていく体制もあります。特に感謝しているのは、OJTが終わった後、実践を通して、先輩方が私に対して、自発的に考えて成長させてくれるような指導をしてくださったこと。私が取り組んだことに対して、否定するのではなく、「こうした方がいいのではないか」「なぜ、こうしなければいけないと思う?」などとアドバイスをしてくださったことで、無理のないペースで仕事を覚えていくことができました。
また、私は聴覚障がいがありますが、最初に職場にもお客さまにも「聞こえない場合もあります」とお伝えしており、聞こえなかった場合は上司など周りにフォローしていただき、何の不都合もなく仕事を進めることができています。
私は褒められて伸びるタイプ。ちゃんと褒めていただけて成長を実感でき、本当に良い職場だなとつくづく思っています。
※業務企画職における現コース区分は2023年3月より新設したものであり、掲載社員は記載のコース名では入社しておりません。
各社員のコース名は、現在の業務内容と最も関連が深いものを参考として記載しております。
また、コースは部署と明確に紐づいているわけではなく、あくまで「キャリアの方向性」を示すものです。
コースの考え方については、職種紹介(業務企画職)をご確認ください。
JAL3機目の貨物専用機(フレイター)を導入したことにより、より安定的かつ柔軟な航空輸送力が確保できるように。さらに多くのお客さまが扱う、日本の素晴らしい商品を世界中に届けられればと思っています。また現在は、日本発の輸送の販売に携わっていますが、ゆくゆくは海外各国発の輸送にも取り組みたいですね。大学時代に留学した経験もあり、海外でも働けるという自負はあります。海外支店に駐在して、JALのビジネスに貢献できればうれしいですね。